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腰痛で失ったのは、
「痛みのない身体」だけでしょうか?
以前は当たり前に
できていたこと。
何も考えずに
楽しめていた時間。
そして、そんな毎日を
送っていた自分自身。
痛みがゼロになるまで、人生を待たない。
今の身体でできることから、腰痛との向き合い方を考えてみませんか?
作業療法士が、慢性腰痛についての研究と身体の仕組みをもとに解説する無料ウェビナー。
いつから、何かを始める前に腰のことを考えるようになったのでしょう。
朝起きて、身体を動かそうとするとき。
仕事や家事を始めるとき。
買い物に出かけようとするとき。
友人や家族との予定を考えるとき。
以前は、当たり前のようにできていたことなのに。
「また痛くなったらどうしよう」
「今日はやめておいた方がいいかもしれない」
「無理をしたら、もっと悪くなるんじゃないか」
いつの間にか、何かを始める前に、まず腰のことを考えるようになっていませんか?
そして、少しずつ、やりたいことを後回しにする。
本当は出かけたい。
本当はもっと身体を動かしたい。
本当は腰のことを気にせず、いつもの生活を送りたい。
でも、痛みが気になって、思うように行動できない。
そんな毎日を過ごすうちに、
「腰痛さえ治れば、また元の自分に戻れる」
そう考えるようになっていませんか?

もちろん、痛みのない身体を目指すことは、ごく自然な願いです。
腰痛が少しでも軽くなれば、毎日の負担も減るでしょう。
だからこそ、痛みを軽減するための取り組みは、とても大切です。
でも、ここで一つ、考えてみてほしいことがあります。
痛みが完全になくなるまで、やりたいことを待ち続ける必要はあるのでしょうか?
例えば、以前のように長い時間歩くことが難しくても、今の自分に合った時間から始めることはできるかもしれません。
仕事や家事で腰がつらくなるなら、作業の進め方や休憩の取り方を見直せるかもしれません。
外出することが不安なら、負担の少ない予定から少しずつ試せるかもしれません。
大切なのは、痛みを我慢して無理に頑張ることではありません。
今の身体の状態を理解し、無理のない範囲で、できることを少しずつ増やしていくこと。
痛みが完全になくなるのを待つだけではない。
そんな腰痛との向き合い方もあるんです。
「痛みを減らす方法」だけを伝える専門家でいいのでしょうか?
世の中には、「腰痛の根本改善」や「腰痛を治す」といった言葉を掲げるサービスが数多くあります。
もちろん、腰痛に困っている方が、少しでも痛みを減らしたいと思うのは、ごく自然なことです。
そして、痛みを軽減するための取り組みも大切です。
ですが、私たち身体の専門職が本当に伝えるべきことは、「痛みを減らす方法」だけなのでしょうか?
「今の身体で、明日からの生活をどう続けていくか?」
その方法まで、一緒に考えていくことが大切なのではないでしょうか。
同じ腰痛でも、身体の状態は一人ひとり違います。
仕事の内容も、家事の負担も、睡眠時間も、生活習慣も違います。
そして、これからどんな生活を送りたいのかも、人によって違います。
だからこそ、腰だけを見るのではなく、その人の生活全体を見ること。
そして、一律の方法を当てはめるのではなく、その人に合った取り組み方を考えること。
私は、作業療法士として、この視点を大切にしています。
実は、こうした考え方は、国際的な慢性腰痛ケアの方向性とも重なっています。
世界保健機関(WHO)が示す、慢性腰痛への新しい視点
2023年、世界保健機関(WHO)は、成人の慢性一次性腰痛に対する非外科的な管理について、ガイドラインを発表しました。
その中では、運動や患者教育、心理的な支援などを含め、本人の状態に合わせて包括的にケアすることが重視されています。
慢性腰痛は、単に筋肉や関節だけの問題として捉えられるものではありません。
身体の状態に加えて、普段の活動、心理的な負担、社会的な環境など、さまざまな要因が関係する場合があります。
だからこそ、一つの原因や一つの方法だけに注目するのではなく、生活全体を考える視点が大切になります。
痛みの軽減を目指すこと。
そして、今できる活動や、生活の中で大切にしていることを支えていくこと。
この両方を考えていくのが、慢性腰痛ケアの重要な方向性の一つです。
※WHOのガイドラインは主に慢性一次性腰痛を対象としたものです。すべての腰痛に一律に当てはまるものではありません。
近年の腰痛研究から、どんなことが分かってきたのでしょうか?
研究①|運動は慢性腰痛に役立つ可能性がある
Cochrane(コクラン)が2021年に発表したシステマティックレビューでは、慢性腰痛に対する運動療法の効果が検討されました。
その結果、運動療法は、運動を行わない場合や通常のケアなどと比較して、痛みの軽減に役立つ可能性が示されています。
ただし、運動による効果には個人差があり、どの運動がすべての人に最も適しているかを、一つに決めることはできません。
大切なのは、ただ運動することではなく、自分に合った取り組み方を考えることです。
研究②|身体だけでなく、痛みへの考え方や日常の行動にも目を向ける
2023年に医学誌『The Lancet』で発表されたRESTORE試験では、生活に支障のある慢性腰痛の人を対象に、痛みに関する考え方や感情、行動、身体の動かし方などを個別に扱う認知機能的療法が検討されました。
その結果、この治療法を受けたグループでは、通常のケアと比べて日常活動の制限が軽減しました。
この研究は、慢性腰痛へのアプローチとして、身体の動きだけでなく、本人の考え方や生活上の行動を含めて支援することの重要性を考える材料になります。
※この研究で検証された治療法と、今回の無料ウェビナーや個別プログラムは同一のものではありません。
研究③|日常の歩行が、腰痛の再発予防に役立つ可能性
2024年に『The Lancet』で発表されたWalkBack試験では、腰痛から一度回復した人を対象に、個別に調整されたウォーキングと教育を組み合わせた取り組みが検証されました。
その結果、何も介入しないグループと比べて、日常生活に支障をきたす腰痛の再発リスクが低下しました。
この研究は、特別な運動だけでなく、身近な活動を自分の状態に合わせて続けることにも意味があると考える材料になります。
※この研究は腰痛の再発予防に関するもので、現在続いている慢性腰痛をウォーキングだけで改善できると示したものではありません。
では、私たちは明日から何をすればいいのでしょうか?
研究を知ることは大切です。
でも、本当に大切なのは、そこから自分の生活に何を取り入れられるかです。
腰痛が出たとき、何を見直せばいいのでしょうか?
例えば、最近腰痛が出た場面を思い浮かべてみてください。
朝起きたときでしょうか。
仕事や家事をしていたときでしょうか。
外出したときでしょうか。
そのとき、痛みが出た場所だけではなく、少し生活全体に目を向けてみます。
① 身体の使い方・活動量
仕事や家事で、普段より身体を使っていませんでしたか?
反対に、長時間座りっぱなしになったり、同じ動作を繰り返していたりしませんでしたか?
最近の活動量に変化はなかったでしょうか?
② 睡眠・休息・回復
最近、十分に眠れていましたか?
仕事や家事の疲れがたまっていませんでしたか?
日中に休憩を取れていたでしょうか?
活動と休息のバランスは、どうだったでしょうか?
③ 不安・ストレス・痛みへの反応
最近、仕事や家庭でストレスを感じていませんでしたか?
「また痛くなったらどうしよう」と不安になっていませんでしたか?
痛みが怖くて、いつもならできる活動を避けていませんでしたか?
ここで大切なのは、これらの項目から腰痛の原因を一つに決めつけることではありません。
生活全体を振り返り、今の自分に調整できそうなことを探してみること。
例えば、活動量を見直すこと。
途中で休憩を入れてみること。
今の身体に合った運動から始めてみること。
もちろん、人によって必要な工夫は違います。
だからこそ、自分自身の生活に目を向けることが、腰痛との向き合い方を考える第一歩になります。
腰痛が出たとき、何を見直し、何から始めればいいのか?
明日からの腰痛対策を、1つ見つける。
今回、作業療法士としての経験と慢性腰痛に関する研究をもとに、無料ウェビナーを用意しました。
このウェビナーでは、腰痛についての知識を学ぶだけではありません。
最後に、皆さん自身の生活を振り返る5分間ワークも行います。
このウェビナーで持ち帰れること
① 腰痛が出たときに見直したい3つの視点
身体の使い方・活動量、睡眠・休息、不安・ストレスなど、生活全体を見るための視点を学びます。
② 今の身体に合わせて活動を調整する考え方
無理に頑張るのでも、すべての活動を諦めるのでもなく、今できることから始めるための考え方をお伝えします。
③ 明日から試す、腰痛対策を1つ考える5分間ワーク
自分の生活を振り返り、今の自分にできそうな小さな一歩を見つけていきます。
痛みがゼロになるのを待つだけではない。
自分の身体と生活を見つめ直す時間にしてみませんか?
お伝えするのは、10年以上リハビリの現場に携わってきた作業療法士です。

はじめまして。
作業療法士の小西仁と申します。
私は2013年に作業療法士の国家資格を取得し、病院や介護施設で10年以上、リハビリの仕事に携わってきました。
作業療法士は、身体の状態だけでなく、食事、着替え、家事、仕事、趣味など、その人の日常生活にも目を向けるリハビリ専門職です。
私が大切にしているのは、痛みや身体の機能だけを見るのではなく、
「その人が、これからどんな生活を送りたいのか」
という視点です。
同じ腰痛でも、困っていることは一人ひとり違います。
だからこそ、自分の身体を理解し、生活に合わせて対処方法を考えることが大切だと思っています。
今回の無料ウェビナーでは、これまでの臨床経験と慢性腰痛に関する研究をもとに、明日からの日常で役立てられる考え方を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
痛みがゼロになるまで人生を待たせない
作業療法士による無料ウェビナー
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視聴案内をお届けします。
参考文献
本ページは、以下の国際的なガイドラインおよび研究を参考に作成しています。
1. 世界保健機関(WHO)2023
WHO guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain in adults in primary and community care settings.
https://www.who.int/publications/i/item/9789240081789
2. Cochrane Review 2021
Hayden JA, et al. Exercise therapy for chronic low back pain.
https://doi.org/10.1002/14651858.CD009790.pub2
3. RESTORE Trial 2023
Kent P, et al. Cognitive functional therapy with or without movement sensor biofeedback versus usual care for chronic, disabling low back pain.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37146623/
4. WalkBack Trial 2024
Pocovi NC, et al. Effectiveness and cost-effectiveness of an individualised, progressive walking and education intervention for the prevention of low back pain recurrence in Australia.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38908392/
ご参加にあたって
本ウェビナーは、慢性腰痛に関する一般的な健康教育と、日常生活でのセルフマネジメントの考え方をお伝えするものです。
医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
腰痛の原因や必要な対応は個人によって異なります。急激な症状の悪化、足の筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合には、自己判断で活動を進めず、速やかに医療機関へ相談してください。
ご自身の状態に合わせて、無理のない範囲で取り組むことが大切です。